真空注型で作ったものは、どれくらい持ちますか?

プラスチック製品を10個程度作りたいので、真空注型で作ったものをそのまま製品として使えるでしょうか? 耐久性はどの程度でしょうか。

TAMA試作ネットワーク コンシェルジュ

A. 注型品は成形品と比較して耐久性は高くはありませんが、ある程度は塗装で耐久性をあげることができます。

 

真空注型とは、真空に近い槽の中で、型に樹脂を流し込み、樹脂製品を複製する成形方法です。注型用の型はシリコン型や樹脂型、注型用の樹脂はウレタン系やエポキシ系の熱硬化性樹脂となります。量産時の射出成形で用いられるのは熱可塑性樹脂ですから、真空注型とは素材の物性が異なります。

真空注型品は、昔は数ヶ月もすると黄変してしまいましたが、素材の進化にともなって、注型品を少ロットのプラスチック製品として使用する場面も多くあります。

ただし、熱や紫外線には弱いですから、可動部の部品や屋外で使用するものには適さないと思います。

塗装を行うことで強度をあげたり、耐候性を高めたりすることもできます。

update:2016/3/13 追記

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