製造業ネットワークの類型

先日、中小企業診断士の研究会で、TAMA試作ネットワークの取組についてプレゼンさせていただきました。

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その中から、「製造業ネットワークの類型」について、こちらでもシェアします。
製造業ネットワークを分類してみると、だいたい下表のようになるかと思います。

共同受注型 明確に獲得する仕事のための共同受注型。目的のもとに必要な機能があり、その機能を満たす企業が参加します。
ある目的のために作られるため共創や創発という概念ではなく、企業組織に近い形になります。
ポータルサイト型 Web上にポータルサイトを作成して情報を掲載し、閲覧した人が興味のある会社に問い合わせます。
楽天やYahooショッピングといったモールと同じビジネスモデルで、ポータルサイトは「集客代行」の役割を果たしますが、参加企業の横連携はありません。圧倒的な集客力がないと成功しません
学び重視型 「試作」「チタン加工」などテーマを設定し、該当する企業が参加するネットワークです。他と違うところは、横連携による学びを重視しているところです。特定のテーマの元に勉強会を行い、お互いの技術を知り合うことで提案力を高めるなど、単に「受注窓口」を目指すのではなく、「受注できる自分たちになっていくこと」を重視しています。

実際には、共同受注をしながら学び合いも行う製造業ネットワークが多いと思います。さらにこの中には、下記のようなタイプがあります。

  説明 ターゲット 価値
試作型 試作に特化しスピードと複合力を発揮する 大手開発部署 ・スピード
・量産でしかできないことを試作する技術力
一貫生産型 ある目的のもとに一貫生産を行う 一貫生産の価値(品質、短納期など)が欲しい顧客 ・丸投げで短納期、高品質が得られる
特注品特化型 治具、装置など特注品の設計製造を請け負う 治具、装置が必要な顧客 ・設計力
・提案力
商品開発型 量産する商品開発を開発から製造まで請け負う 商品開発したい人 ・仕様化する力
・予算にあわせた提案力
・実現に向けたトータルサポート

TAMA試作ネットワークでは、デザイナーや設計者など開発サイドと加工屋さんが一緒に製品開発を行うのが特長です。
今後、「一貫生産型」にも取り組んでみたいなと考えています。(^^)

小野

TAMA試作ネットワークTSUBASAでは、
商品開発を町工場連携でサポートします。

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