モノと音楽、目的と手段

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先日、移動中の車のラジオから
こんな話が聞こえてきました。

ある歌手が、「民謡」を歌って欲しいと頼まれますが、
自分のテイストに合わないからと断ります。

でも、何度も打診されて、
ひとつ条件をつけることで請けたのだそうです。

条件とは
「地上波に流さないこと」

地元で直接聞きに来てくれる人はいいけれど、
地上波に流してほしくないということです。

歌を披露する当日、
何の手違いか?生放送で全国に流れてしまいました。

歌手は「約束が違う」と怒りましたが
全国から絶賛の声が届いたそうです。

その体験で、「歌への考え方が変わった」とおっしゃっていました。

***

この話を聞いて、ふと、ものづくりも同じなのだなと思いました。

「音楽」というものが、
音符の並びなのだとすると、
鳥の鳴き声、人の話し声、木々の擦れる音、
全てが音楽ということになります。

実際には、
「音符の並び」という捉え方ではなく、
文化の伝承や、娯楽、コミュニケーションなど
さまざまな役割があります。

ものづくりも、「モノ」なのではなく、
さまざまな役割があります。

では、それらは単なる「手段」なのでしょうか。

「今あるものと同じものを安く作りたい」
と言われることが時々ありますが、

それらは、「目的」は明確です。
売上・利益です。

でも、素晴らしい音楽がないと
目的が達成できないのと同じように、

モノというのものにも拘り、
それが、誰に対して、どういう新しい価値を持つのか、
そこを考えて、作っていかないと
目的は達成されないのだろうと思います。

音楽が音符の並びでないように、
モノは部品の集合ではありません。

そんなことを、考えました。

06

TAMA試作ネットワーク、設計開発グループはじまりました。

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小野

TAMA試作ネットワークTSUBASAでは、
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