塗装

塗装とは、材料の表面を塗料で覆うことです。その主な目的は材料の保護、装飾(高意匠性)、機能性を持たせることです。塗装方法にも塗料にも多種多様な種類があります。
塗装方法の種類
静電塗装 | 塗料と材料を帯電させ、静電気の力で塗装します。塗料のロスが少なく、細かいところまで塗ることができます。 |
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電着塗装 | 水性塗料の水溶液中に材料を浸け、電流を流すことで塗装します。複雑な形でも塗り残しが少ない塗装です。 |
粉体塗装 | 粉末状の塗料を用い、被塗物に付着させ、高温の炉内にて焼き付けることにより塗装します。熱を加えても溶けない金属材料などに用いられます。 |
カーテンフローコーター塗装 | 塗料をカーテンのように一列に流下させて塗装します。塗料のロスが少ないことが特長です。 |
塗料の成分
塗料は基本的に「樹脂」「溶剤」「添加剤」「顔料」からなっており、それぞれにどんな物質を用いるかで塗料の性質が変わってきます。
樹脂 | 塗料の表面を形作るもととなります。種類によって柔軟性やどのくらい気候に耐えられるかが変わってきます。用いられるのは、アルキド樹脂・フッ素樹脂・エポキシ樹脂・シリコン樹脂・ウレタン樹脂・アクリル樹脂などです。 |
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溶剤 | 溶剤には水と有機溶媒の2種類があります。溶剤が水の場合は「水性塗料」と呼ばれ、シンナーやアルコールのような有機溶媒の場合は「溶剤型塗料」と呼ばれます。 |
添加剤 | 塗料や塗料表面を安定させ、使いやすくする目的で使われます。塗料の性質に大きく影響をもたらすので、様々な種類があります。機能別に分類すると、防腐剤・安定剤・速乾材などです。 |
顔料 | 顔料とは、色をつけることを目的とした物質の総称です。塗料の膜に厚みをもたせる役割も持っています。その材料から有機顔料と無機顔料の2つにわけられます。 |
TAMA試作ネットワークTSUBASA対応領域
焼付塗装・粉体塗装
・大型固定炉(W4000×D3000×H3000mm)、小型固定炉(W1800×D1100×H1500mm) で
小物から大型製品まで対応。
・全長80mのライン設備にて量産品の塗装も承ります
木目塗装
・天然木材の木目の風合を塗装で忠実に再現
・無限の色合わせによりあらゆる場面でのマッチングが可能
ピクチャー塗装
立体物や凹凸面に印刷のような塗装を実現
木工塗装
・全国でも数少ない「金属製品」の塗装、「木工製品」の塗装を幅広い技術と知識で実現。
・埼玉県飯能市という西川材という良木の産地での環境の中、様々な木工塗装を行っています。
TAMA試作ネットワークTSUBASAの技術




「塗装」の企業紹介
株式会社トコウ
