アイデアが生まれた段階の構想は、「リアリティ」を深めていく必要があります。
ものづくりを外注するためには、そのリアリティがありませんと、作ることができないケースが多くあります。
●リアリティとは
製品の重さ、質感、寸法、使いやすさなど、イラストには表れない情報です。
リアリティを深めることで、アイデアの種が芽を出していきます。
●リアリティを深めるためには
1.「結局、この商品で何をしたいのか?」を自己に問いかけ、深めます。
困った課題を解決するためのモノ、新しい価値を世の中に生み出すモノなど、製品にもさまざまな役割が考えられます。この製品を作ることで何をしたいのか?を考えます。
2.商品を使う前後の流れから考えてみます。
誰が、なぜ使うのか、どう使うのか、使ったあとどうするのか。人とモノとの関わりの一連の流れを考えてみると、製品の位置づけが見えてきます。
3.実際に作って、使ってみます。
きちんとした試作ではなくても、ダンボールや紙粘土の工作を作ってみて、使うことで得られる情報はたくさんあります。これらの情報は、説得力ある商品企画を作りあげるための材料となります。
実際のものづくりの際には、大きさや重さなど、全てが数値化されませんと、設計を行うことができません。
数値化に必要な情報を、集めてリアリティを深めていただくと、商品企画もブラッシュアップされ、クラウドファンディングの成功確率も高まると思います。
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この返信は6 年, 9 月 前に ono さんが編集しました。
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